逆に行くこと。

いつもと同じ夜に

いつも通っていた道を逆に進むと

時間が歪んでいるような気がして

線の最初と最後は繋がっているのに

その間だけ複数に裂けているかのようでした。

それと同じような体験を

僕の大好きな空間でも感じた気がするのです。

そしてその時だけ僕は

未知の1920年代にいるかのようでした。