2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
疲労やらで埋めてしまった言葉の種は いつか芽となって何かの形で 地上に出てきてくれるのでしょうか。 もしそうだったとして 僕は埋めたことを覚えているのでしょうか。 もしそうじゃなかったとして 僕はその芽に気づかず 通り過ぎてしまったり 踏んでしま…
節目節目をきちんと祝福するのは 想像以上に大事で またそこから確固たる決意が生まれるのです。 音と心が繋がって一体化するのを 初めて感じられたのは 何よりも良い体験だったのです。 もう少ししたら また言葉の旅に出るのです。 その先々で吸収する言葉…
前に進もうと櫂を漕いでも 前に進んだり後ろに戻ったりで 何もできずに日が暮れてしまうのです。 無力感と虚無感の充満する静かな空間に 響く自分の声にあともう少しだけと 手を伸ばしたり誰かに頼み込みたくなったのです。 嗚呼時間の使い…。
実感のないまま日々を過ごしている これがまさに不感症 水を飲みこむような消費をしないために 何か固形物を咀嚼するように 日々何かを詰め込んでいると 感覚が麻痺してくるのでしょう。 それともただ現実を受け止めたくないだけか。
手の内をしっかりと見せたのは 僕にとって信頼の証の一つであり 許容したいと思ったからなのでしょう。 それでも一つ ここに毎日書き残していることを 言い忘れたのは まだ知られたくないと 本能的に思っていたからだと思うのです。 良い悔しさが残ったので…
たった半年会わなかった人がいただけで 僕だけが一人立ち止まって 後ろを振り返ってる気がして 時間の大波に呑まれそうになるのです。 もしかしたら他の人たちも 同じなのかもしれませんが 僕にとってこれは 常に自分の現在地点を探るのに必要な感覚で 自分…
言葉が煮詰まりを起こして 素直に出てこようとしなくなって 何か月か経ちましたが それは刺激がないからなのでしょうか。 毎日刺激によって言葉の煮詰まりが 解消されるなら 刺激の連続の後はどうなるのでしょうか。 また試されてるのです。
考え抜いた人の決断に 後ろ髪を引っ張るようなことは するつもりはありません。 考え抜いて辿り着いた一つの答えに 計り知れない奥行きがあるのです。 その奥行きがどれだけのものかを 僕なりに考えて想像してみると その人の決断は決して 遠い他人事ではな…
僕のやりたい表現が徐々に 明らかになってきたのは 今まで信じてきたものが 変わっていないからなのです。 それに気づいてしまえば あとは例え近いことだろうと 自分のやり方で表現していけば どこかへ辿り着けるのです。
誰もいない夜の大学には 何か残っていそうで ワクワクするのです。 校内飲酒という禁忌が その最たるもので 中学の私を思い出しました。
昨日はライヴ後に知らぬ間の酔い疲れで 意識を失うように横たわってしまったが それまでの時間は貴重だったのです。 ライヴでただ幸せな音を浴びて 信頼できる人と寒い中河川敷で 答えのないことを話し合ったのです。 僕は信頼しているつもりだけど それが相…
札幌と東京を重ねて見てしまうと 隙間が多いのに 隙間を埋めようとはしていなくて その電線の緩みみたいなのが 物足りなさを感じさせているのです。 全ての街が東京みたいになるのは違うけど もう少し距離が近かったりしても いいのかなと思ったのでした。
ジェットコースターのように 生活が元に戻りました。 もう少し余韻ってやつが欲しかったのですが 僕があの街にいた事実が残り香となっているので 今までとはまた違うのかなと思っております。
飛行機に持てる全てのセンチメンタルを残して少し経ったらまた次の場所へセンチメンタルを連れて向かうのです。東京に魅せられて、何かヒントを得て、何かを知ったつもりになって、何かを理解したつもりになって、悔しくなって、悲しくなって、リアルを目の…
表現することは内面を映し出す個人的なことであり、その内面自体が公共・福祉と繋がっていると言われた気がします。何度か来ているからか前ほどのセンチメンタルを感じないと思っていたのですが、離れる前の夜になって寂しく思うのです。東京の人は羨ましい…
東京の街は街と暮らしが表裏一体でつまりは隣り合わせなのが絶妙なのです。人の営みと街が混在しているもしくは街の隙間に人が暮らしているようでどちらでもあってどちらかのような曖昧であり明確のような街だとも感じられたのです。
独りで遠くに散歩しに行くことが 楽しみでワクワクしております。 この旅で絶対に何かを得るのです。
煮詰めすぎた頭を どうにかしたいのです。 何をしても正解で 何をしても不正解になってしまった 自分に一度別れを告げて 折り合いをつけた頃に再会したいのです。 今瞬きほどの時間だけ この街を一人離れることにしたことだけは 正解だと言い切りたいのです。
頭の中で複雑に絡み合った感情を 毛玉取りで一度切り取ったら そこには何が残るのでしょう。 何かは残るのでしょうか。 こんなに同じことで悩んで変わっていない僕は ずっとずっと同じところを飛び回る鳥だ。
毎日悲しみで疲弊しているのです。 そんな風になる必要もないのかもしれないけど、 それに加えて よくわからない先のことで 頭を抱えてしまっているのです。 それが世の中で無駄なこととされていても 僕は悩んでしまうのです。
先は見えないのに それが長く続くことに 段々と怯えてきました。 そして自分がつまらない人間に なりかけているんじゃないかと 不安に思えてきたのです。
鳥の目で自分を捉えてみたら このままだと春先にはマメ科の多年草のように なってしまう気がしたのです。 何か自分には色や形が必要なのだと思うのです。 それは決して飛び道具のようなものではなくても 水に張った油膜のような表面上のものを 用意しないと…
早くも溶け始めた雪がもたらした ジョーク交じりの蒸気が霧になって 行く手を阻もうとするのです。 もう時間がないのに そんなことも構わず視界を隠して 残った雪で目の前に山を作るのです。 僕はそれを前にして 渋くなった紅茶を口にしたような表情で ああ…