2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

星に

日に日に水で薄まる感覚を覚えながら それを増え始めた雨のせいにしようとしたけど そうしたら本当に戻れなくなりそうで 少しでも長く丁寧に 一つのことと向き合いたいのです。 切実なこの願いを星に寄せて 変わらないまま変わる部分を 静かに見極めなければ…

時間が経って 岸辺から離れれば離れるほどに センチメンタルの波は強くなって また早くあの街に辿り着きたいと 強く思ってしまいます。 毎日どこかしらで 少しのワクワクが起こっていそうで できることなら その全てを目撃したい。

アンビバレンス

横に振っては振られて 縦に降っては昇っていく 一生すれ違って摩擦を起こし 擦り減っていく。 僕は少しでも擦り減らすのを遅らせたいけど そうしてしまうと僕の一本の棒が どんどん曲がっていって いつかは倒れてしまいそうだから また一度一つの物を失う覚…

アンジュルム

それぞれが内面を保有しつつ それを少しだけ曝け出しながら ステージで放つあの輝きが やっぱり悔しく思わせるのです、 涙が出るほどに。 少しだけ日陰で涼んでいたところから また炎天下に進み出て 音楽の旅に出ていけそうな気がします。 アンジュルム、や…

一つ先の扉まで

一歩でも早く早く 一つ先の扉にたどり着いて 僕の隣にある幸せを手に取りたいと 思い続けたい。 このまま扉を開けるのが遅くなれば 意味もなく生き急いで 落ち葉に埋もれた出来事も 見過ごしてしまいそうです。

落とし物の数を数えてたら すぐそこには崖が見えました。 その場に立ち止まって 咲いている一輪の花を 時間をかけて解いて 覗き込みたい。 それくらいのことができない日々を このまま続けると 僕はつまらない人間になってしまう。

排気の匂い

乾いた空気に漂う排気の匂いと 吐いた息の白さが冬世界の 入り口に立たせてくれます。 失った自分らしさを 取り戻そうとする日々ですが 寒さで感覚が鈍って 手探りで見つけるのが難しいのです。 どうにかしなきゃ。

炭鉱現場

忘れてきたセンチメンタルを 拾い集めようと街を練り歩き 大きな衝撃に期待してしまう僕は 水やりを待つ木と同じだ。 炭鉱現場のように掘って掘って掘り続けて たまには道具を研磨して 新しいモノに出会わないといけないし 作っていかなきゃいけないと思うの…