2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

単眼鏡

浮腫んだ身体であともう一往復 それが終わったら太平洋に出よう 知らない街も知らない事情も 全部海の中にある 不感症になりかける日々に 大きな防波堤建てて その内側で波をじっと見ていたいんだ

念仏

上昇上昇上昇上昇上昇上昇上昇上昇 ライズライズライズライズライズ ポジティブポジティブポジティブ 諦めない諦めない諦めない諦めない

A

重く大きく

積み上げる本物の質量を高めたい。 そして確かめたい どこまで大きくなるか。

沈む

沼に足がはまって重く沈んでいく様は いずれ立ち直れないほどに萎れて 倒れゆく前兆なのです。 地団駄せずじっとして 沈まないようにすることしかできないのか 明日もまた考えるのです。 ただじっと耐えるしかないのか、 短い挑戦だ。

No title (呟きと嘆き)

人と人の隙間に見えた先の蜃気楼が 明日の世界だとしたら その世界をいかに変えられるかが 歩幅の違いなのです。 早歩きに戻そう、思考も同じ速度で。

拙い言葉

バチバチと弾ける電気の火花は 移り移って新たな火をつけました。 自分らしくない。

小さい虫

触れて確かめたい夜に 夏は近づけてくれるのです。 晴れた淡い空気が夜を彩って 不足しがちなセンチメンタルを 少しだけ補ってくれます。 それでもまだまだ足りないから せっかちな僕は足踏みしてしまうんだ。

待ち

毎日毎日自分よりも優れた人を見つけて 嫉妬のため息また一つ。 それも当たり前なのです。 だってまだスタートラインにすら並んでいないのだから。 順番待ちしてると思えば スタートが遅くたって スタートラインは必ずあるのだよ。

歩けど

僕は野良犬だから誰にも構われない 弱々しく歩いていても手を差し伸ばしてはもらえず いつもの場所で定点観測しかできないのです。 でも、いい加減そんな弱ったフリなんて止めて 真正面から音楽と向き合いなさいって 少し離れた野良猫に言われるものだから …

時間

時間だけがいつも人質なのだ。 時間をお金に変えるのも 時間を自分のために使うのも 時間を人のために使うのも いつも時間だけが犠牲になる。 時間のために僕らは何ができるだろうか、 そんなことを考えても 時間は無表情で通り過ぎて 昨日の僕を化石にする…

自覚

生きる者として ギターを弾く者として 24歳を迎える者として 音楽を愛する者として 圧倒的に自覚がありません。 音楽をしたいなら 音楽を続けたいなら いい加減自覚を持ちなさい。 もうあの頃の自分とは違います。

空洞

目につくものが変われば それは大きな心の変化なのです。 僕の心をあなたは奪い去った 俺は空洞 でかい空洞 全て残らずあなたは奪い去った 俺は空洞 面白い 空洞化した僕が次に探すのは 一途なロマンティックです。

もう止めたくない

忘れちまった悔しさも 好奇心の風がパッと吹けば そんなことも忘れてしまうんだ。 取りこぼしたものにこそ 大事なものがある気がするけど 今はそれを確認するよりも 新しいもので吸収したくなっちゃうんだ。

蒸す

雨が止んで雲が切れた 足元は夜中でもすぐ乾ききって 僕の心は夏模様だということに ようやく気づきました。 シャワーのような雨で乾くのではなくて プールの量(かさ)が増えるくらい 余裕がほしいな。

No title

熱中

バテたバテた 夏はあっちに目を背けた その隙に雨が横切った 夏はこっち向いた こっち向いた こっち向いた こっち向いた 風は水平 気持ちは垂直 交点にはいつもの自分 いつもの僕

舞う

家に着いてすぐリボンを解く そんな勢いを覚えていますか? 一瞬で舞い上がって消えてく粉雪に 寂しさを感じていた頃よりも 今はもっと熱しやすく冷めやすい 大人に近づいてる気がするのです、 あっという間に。

墜落

墜落

薄く小さい

過去の僕は当時思っていたよりも ずっと浅瀬で浸かりきっていて 大した人間じゃなかったと知る何度目かの夜。 水を失った花が萎れるように気を失い 目を覚ます朝には 夢の話はなかったのです。

No title(呟きと嘆き)

全て置き去って旅に出よう 違うものを拾っていけば 新しく生活を続けられる

No title(呟きと嘆き)

足りないものも失くしたものも 背負った日常の負債も あまりにも多く取り返すのが難しくなってきました。 ここで割り切れた人から大人に近づいて だんだん面白さも無くなりつまらなくなるのです。 僕はまだ割り切りたくありません。 子どもでいたいわけでも…

乾き

風よりも早く6月が横をすり抜けていきました。 こんなにあっという間に過ぎていってしまうなら 悲しさで泣いても涙は乾いて 脱皮もしてないのに抜け殻だけが その場に取り残されてしまいそうなのです。 手漕ぎボートに乗って 太平洋飛び越えカナダに行きたい…