2024-11-15 不完全消煙 いつもの席について いつもの支度をして いつもの姿勢で構えながら 消しゴムを落としたことに気づかない日は 僕の筆箱の大体が不安で一杯なんだ 気づいてくれた君に寄りかかれないこの距離感は 夢の中で言い切りたかったことが 詰まって言えなかったのと同じだろう。