5月

新幹線の様にあっさりと5月が過ぎ去った。

皆が口を揃えてあっという間だったという。

どういう生活ができたのだろうか。

僕にとっては一筋の光が見えたり消えたり

はたまた暗闇が現実に現れるように

全てを覆われるような月だった。

太陽の出てる時間は長くなって

晴れ間が目立つようになった。

世の中が異常を感じて

悲しいニュースに

カルトの様に同情して

目を向けるべきことに目を向けれず

本質に辿り着けない人が増えたように感じる。

僕はどうだろうか。

明日も変わらない一日が迫る。

毎日狂気めいた何かをしなければいけないのに

何もできない日々をどうしても過ごしてしまう。

やはり無理だと諦めないように

何としてでもやりぬきたい

とここに誓って僕は6月を迎えよう。